MVVMを強力にサポートしてくれるPrismですが、Prismを導入するのも意外と面倒だったりします。
そんな面倒をテンプレートを作った段階で解消してくれるPrism Template Packがあります。
前回はMacでの導入方法・動作のさせ方について纏めましたが、今回はWindowsの方を書きます。
Prism Template Packの導入方法について

Prism Template Packの導入方法は二通りあるのにゃ~。
導入手順
①サイトからダウンロード

上記のサイトからダウンロードするだけで完了なのにゃ~。
②拡張機能と更新プログラムから取得

ツール>拡張機能と更新プログラムと進んでください。

オンライン>Prismと検索>Prism Template Packをダウンロードしてください。

以上だにゃ~。
Prism Template Packを使用してみる
テンプレートの選択

新しいプロジェクトを作成してみるのにゃ~。そうすると、プロジェクトの選択画面で以下の様にテンプレートが増えているのにゃ~。ここでは、Prism.Ninject App (Xamarin.Forms)を選択するのにゃ~。


テンプレートを選択すると、作成するプロジェクトが聞かれるのでとりあえずAndroidとiOSを選択して CREATE PROJECTボタンを押すのにゃ~。
作成されたソリューション

すると、以下の様にソリューションが作られるのにゃ~。最初からPrismが読み込まれており、フォルダ構成もPCL直下にViewsフォルダとViewModelsフォルダが最初から配置されているのにゃ~。
読み込まれたDIライブラリ

このソリューションを作成する際にPrism.Ninject App (Xamarin.Forms)を選んだのにゃ~。だから初期状態でDIライブラリのNinjectも読み込まれているのにゃ~。
実行してみる

実行してみると、すんなりビルドが通ってくれて以下の様になるのにゃ~。
DIについて
DIとは?

Prism Templateでソリューションを作成した場合、DIのライブラリが自動的に読み込まれます。ちなみに、DIについては以下の記事で説明しています。
Prism Template使用時にデフォルトで使えるDIライブラリ

以下の4つのテンプレート、いずれかを使用することが出来ます。それぞれがどう違うのかについては後日纏めたいと思います。
- Autofac
- Ninject
- StructureMap
- Unity
まとめ
- Prism Template PackをWindowsに適用させる場合には2通りある
- Macと比べて、導入が非常に楽
- Prism、DIのライブラリが最初から読み込まれておりMVVMが最初から適用されている構成になっている
- 追加されるテンプレートは4種類でデフォルトで読み込まれているDIライブラリが異なる
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